外国の方が来日した時にどのような対応と接し方をすればいいのか悩みます。
どんなことに困ったのか、気をつけることはないかについて書いていきたいと思います。
何度か来日されている人に着いては、ウチの会社では結構ぞんざいな扱いをしても雰囲気をわかってくれていますので特に問題にはなりません。
ぞんざいといっても失礼な行為をするわけではないのでご心配なく。
自由に行動してもらうという意味ですね。
例えば、空港からホテルまでの移動手段とか到着した日の夕食をどこでとるかとか、会社までの道案内はどうしたらいいのかなどですね。
何度か来るとパターンが決まってきますので、彼らは好きに行動して来社してきます。
しかし、初来日の方が居るとその方に向けて接待をしないといけません。
その時はそれなりのプログラムを組んで接待致します。
- どこにつれていくか
- 案内
- 好み
- 会食
- まとめ
1.どこに連れていくか
初めてきた方には仕事以外での自由時間を日程に入れるようにしています。
大体会議の最終日にセッテングすることが多いですね。
余裕がある場合は京都の観光ツアーとかに申し込む場合もありますが、日程に余裕がない場合は近場の有名なところに連れて行ったりします。
自然観光で言えば滝の見学とか自然の中で過ごしてもらうなどですが、あまり人気がありません。
京都とかだと無難ですしそれなりに喜んでもらえます。
日本に来て京都に観光へ行ったといえばそれなりに自慢できるし家族に話しても納得してもらえますよね。
しかし、ウチの会社の近くには京都観光をもしのぐ日本らしい有名なところがあります。
リピートの紹介率は90%以上でしょうか?
来日した外国の方が初めての場合、必ず連れて行く自慢の場所。
それは、「伊賀 忍者村」
外国の人はなぜこんなに忍者村が好きなのか。
帰ってきて感想を聞くと面白かったという人がほとんどです。
実はここ、それなりに施設が充実していて面白いんです。
日本人でも楽しめますし、外人ウケすること間違いなしです!
困ったら忍者村へ連れて行こう、で会議が通ったりしますね。
2.案内
観光の案内はしません。
行きたいところを事前に聞いておきますが日程的に難しいことが多いので特に希望がなければ「ニンジャムラ」ですwww
それでもどうしての遠出をしたい場合は、木曜日に会議が終了する場合が多いのですが、金曜は一日観光日にして土曜に出発された方も居ます。
まあ、彼らのプライベートな観光に口を挟むつもりもありませんので自由にして良いのではないでしょうか。
意外と家族連れでくる場合もあります。
奥さん連れて来て工場見学したあとに日本の観光に出かけるとかも過去には何度かありますね。
私は一度だけ京都観光ツアーに同行してきてくれという会社の意向で連れて行ったことがあります。
その時は外国人専用のツアーだったので貸切バスで京都観光だったのですが、私以外全員外国の方でした。
ツアーなので他の一般の外国人も一緒で、バスのガイドさんも外人でした。
ずーっと案内は英語です。
この時は話せなかったので案内らしいことは何もしていません。
黙ってみんなと一緒のコースをついてまわって、お昼の食事も同じお店で頂きました。
同行した外国の方からよく質問されましたが、まともに答えられていません。
初めての人を一人で観光させるのは不安だろうからつなぎに同行させたのでしょうが、緊急事態でも生じないかぎり約に立ちませんでした。
この時に話せるようなっていたら結構楽しかったのではないか、同行者にももっと思い出に残る観光になったのではないかと考えると残念でなりません。
写真撮りましょうか?だけは覚えてそればっかり使ってましたねwww
3.好み
食事の好みですが、意外と和食はみなさん食べられます。
一度だけ和食に手をつけない人が居ましたが、お箸も結構使える人は多かったりします。
中華料理がお箸なので、それで使える人が多いようですね。
それでも「好んで」和食を食べる人はいつも来る外国人に限られるようです。
初めての人は和食に抵抗がある人も多いのも事実ですね。
そんな方もいるので、お昼にカレーとかうどんとか出したこともありましたがウケが良くないので、お昼はマクドのハンバーガーとコーラ、もしくはピザが定番になりました。
数日間、これで固定です。
夕食の場合は予算の都合を考えながらファミレスや焼肉屋、居酒屋、中華などを日替わりで変えて提供するのがいつものパターンです。
困ったら肉とワインを出しとけば大抵の場合しのげますが、体の大きさの割に日本に来ている緊張とストレスからなのか初日や2日目などはあまり食が進まないようです。
おもてなしなので好きなものを沢山食べて欲しいですね。
4.会食
会議の最終日は社長か重役のかたを呼んで最後の会食に行きます。
ここで節約していた予算のすべてを注ぎ込みます!
だから最終日の会食に参加したい人は多いです。
どこにいくのかというと、自然の中の雰囲気を存分に味わえる、たたずまいだけでも何やら感心しそうな高級料理店です。
お肉がメインで、行ったことがある海外の方は日本を離れる前に最後の食事がしたいと言ってくるところです。
たたずまいが屋敷なのですが、ウチで観光に連れて行ったことがあるひとはこう言っています。
「忍者屋敷」
ニンジャムラに連れて行ったあとでここに来るとそう思わせるのかもしれません。
森のなかで川が流れている静かな場所にかがり火が入り口から焚かれています。
池には華やかな鯉も泳いでいる。
食事はコースで来ますから予めメニューは決まっている事になります。
ここは苦手な人はいません。
先の和食の苦手な方もここでは網焼きの肉や魚、エビなどの魚介類を美味しそうに食べていました。
焼き方や食べ方があるので各テーブルに着いた我々スタッフがエスコートして焼くのですが、肉はレアで焼く人が多いなという感じです。
当然楽しそうに会話しながらの食事ですがお酒も入っていることで毎回かなり騒いだどんちゃん騒ぎになりますね。
それで喜んで帰ってもらえれば何よりです。
5.まとめ
観光や食事では楽しんでもらえないと仕事の成功も今後のお付き合いも上手く運ぶことが出来ません。
それには随所で説明したり趣味や家族の話しをしたりする会話が大切になってくると思います。
勢いだけで会話していましたが、それだと限界がすぐにやってきます。
この時こそビジネス英会話より日常英会話の出番です。
人と人でお付き合いをする以上日常の簡単な会話が出来なければ上手くお付き合いできません。
困った経験が有る方ならわかるはずです。
もっと楽しく会話したい!
相手のことが詳しく知りたい!
ということを。
少しずつ練習していけば必ず話せるようになるのが言葉です。
今話すことが出来ないのは練習をしていないからだけです。
語学勉強はやればやるほど進展があります。
聞き取れなかった単語が聞き取れるようになります。
前回来日された方がもう一度来てくれたら、もっと詳しく日本のことを知ってほしくないですか?
その人と仕事をするうえで、よそよそしい付き合いよりフレンドリーな関係になっていたほうが仕事がやりやすくないですか?
次も同じ悔しい思いをしないためにも今すぐ行動しましょう。
オンラインが普通になってきた現在なら手段も色々あります。
アプリからレッスンの予約をすることも出来ますし、先生もプロフィールを見ながら好きな先生を選んでみてもらうことが可能です。
次こそ来日した彼に話しかけてみませんか?
25分142円〜のマンツーマンレッスンなら「レアジョブ英会話」
東洋経済オンラインや産経新聞、雑誌プレジデントでも紹介された英会話